膝痛サヨナラ!劇的に変わる『簡単なスクワット』

ご覧いただきありがとうございます。

 

スクワットを見様見真似でチャレンジして”膝を痛めた“と言う方は、とても多く

膝を壊してスクワットを諦めてしまうケースは後を絶ちません。

 

そこで今回のテーマは

スクワットで膝を痛めたことがある方に向けて

『劇的に変わる!簡単なスクワット』

スクワットの方法

スクワットの方法は大きくわけて2つあります。

今回のテーマは難しい話は抜きで誰にでも出来る簡単な方法なので

詳細については割愛させていただきます!

 

①ハイバー・スクワット

②ローバー・スクワット

➡今回のテーマで扱うスクワットは『②』です。

画像ではバーベルを担いでいますが、自重スクワットでも基本は変わりません。

 

スクワットで注意すること

過去の投稿

「私がやるならこうやる」自宅トレーニング-胸編-

「私がやるならこうやる」自宅トレーニング-背中編-

「私がやるならこうやる」自宅トレーニング-腕編-

 

 

脚編はないんですか?」と以前、質問されたことがありますが

これは、作るのを忘れていたのではなく”意図的に作らなかった“のです。

理由は先述した通り、脚の運動の代表であるスクワットは

少しの間違いで特に膝を痛めやすいからです。

また、スクワットは他の種目と比べて注意することが多く、これを一個ずつ列挙しても

実際行うときに全てを一人で意識して実践することは、とても難題だからです。

 

スクワットで膝を痛めやすい代表的なやり方

お尻を引かずに身体を起こしてスクワット(膝が過度に前に出て、踵が浮く)

前につんのめる状態でスクワット(つま先に体重が乗って、踵が浮いている)

一見、出来ているようにみえるスクワット(腰と骨盤が丸まっている)

 

どれも膝を痛めやすい代表的な悪いスクワットです。

 

一発でスクワットが出来るようになる方法とは

スクワットがボディメイクにも健康増進にも、そして腰痛や膝痛にも良い運動にも関わらず

スクワットをしない、またはやめてしまう理由は意識することが多すぎて難しいからです。

そこで「1つだけ」意識してスクワットしてください。

リハビリ業務に従事していた頃から何百、何千とスクワット動作を見てきましたが

膝を痛めるスクワットをしてしまう方には「1つの共通点」があることに気づきました。

それは「近くの椅子に座るようにして、スクワットをしてしまう」ことです。

 

膝を痛めてしまう方に多いイメージ

近くの椅子に座るようにしてスクワットをしてしまう。

スクワットを正しく行える方はこの方法でも問題ありません

 

膝を壊しづらいスクワットの方法

「たった1つ」の意識を加えてください。

それは“近くの椅子に座ろうとする”のではなく

遠くの椅子に座ろうと意識してスクワット“をしてみてください(上図の台の位置関係に注目)。

近くの椅子に座ろうとする場合、身体を倒さなくても(お尻を引かなくても)

座ることができますが、遠くの椅子に座ろうとした場合は

そのままの姿勢で座ろうとすれば当然、床に尻もちをついてしまいます。

遠くの椅子に座ろうと意識するだけで、尻もちをつかないように

お尻を後にひき、それに伴い身体が適度に倒れスムーズにしゃがむことができるようになります。

(初めは実際に椅子を使い、位置を調節しながら行ってみてください。馴れてきたら無くしてやってみてください)

 

意識することは1つだけ

「遠くの椅子に座ろうと意識してスクワットする」

 

注意点

この方法には1つだけ注意点があります。

遠くの椅子に座ろうと意識し過ぎて

足の指が浮くほど踵に体重をのせてはいけません➡足の真ん中に体重をのせる。

投稿者プロフィール

Yutaro Masuda
Yutaro Masuda理学療法士
理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。

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