『トレッドミルで走る』と『外で走る』何が違う?
今日の記事は、パーソナルトレーニング中にお客様から受けた質問に対する回答をシェアしようと思います!
『トレッドミル(ランニングマシン)で走るのと、外で走るのでは何が違いますか?』
トレッドミルのメリット・デメリットは表裏一体
トレッドミルと屋外のランニングの違いについては色々な文献を見ましたが
意見がバラバラなので断定は出来ませんが
考えられる要因をいくつかのせますので参考にしていただければと思います。
①天気、風、湿度などの影響を受けづらい。
外で走れば、その日の気温や湿度、風(空気抵抗)などの影響を受けます。
トレッドミルが設置されているのは基本的に屋内なので温度・湿度は調整されていますし
風も吹いていないので、これらの影響は殆ど受けません。
②床面の形状による影響が少ない。
外で走る場合は、アスファルトや砂利道、芝の上、凸凹道などによって
筋・関節にかかる負担はかなり変わってきます。
トレッドミルの場合はその負担を最小限に済ませることができます。
過体重の方、関節に痛みがある方がランニング(ウォーキング)する場合は
外の場合は床面が柔らかい場所、またはトレッドミルを使用してください。
筋・関節の負担もそうですが
足裏に日頃から負担(衝撃)をかけている方は『貧血』になりやすいので
併せてこちらの記事もご覧ください→「鉄」の効果(女性は必見です!)
③トレッドミルは床が動いている。
物理学などの難しい話は抜きにして
外で走る方が、数々の環境因子によってトレッドミルより負荷は高いです。
重要なポイントは『トレッドミルの床は動いている』ということです。
それにより、前へ進もうと思った時に発揮する力にどうしても差が出てしまいます。
その『差』をうめるのに推奨するトレッドミルの使用方法は
トレッドミルについている『傾斜』機能を設定してください。
まとめ
同じ時間、同じ距離、同じ速度、同じ傾斜など環境を同等にして走った場合は
『トレッドミルで走る』より『外で走る』方が筋肉にかかる負荷や、消費カロリーなどは多いです。
しかし、トレッドミルでも傾斜機能を使うことで、その差を縮めることは可能です。
その時、その時の状況(雨が降っている、夜遅い、関節が痛い)で使い分けるのが良いでしょう。
私自身、色々なご質問・ご相談を受けることでとても勉強になるので
これからも沢山お待ちしています(^o^)/
投稿者プロフィール
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理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。
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