役者が揃いました!~SSB導入~
スイス・バーに引き続き、先日また新たな仲間が加わりました!
その名も
『Safety・Squat・Bar(セーフティ・スクワット・バー)』
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このSSBでスクワットのバリエーションが増え、刺激の変化を与えることが出来ますが、今回導入した理由はこれらにあらず。
今回、このSSBを導入するにいたった経緯は・・・。
『肩の痛みがあったり身体が硬くてバーベル・スクワットが行えない方にも、気にせずにスクワットをしていただきたい』という想いからです!
当ジムの特性上、これらを主訴とするお客様は多く、下半身の強化を行おうと思った際には必ずこの問題に直面します。
そういったケースでは、これらの制限下でも殆ど影響を受けない《ゴブレット・スクワット》や《ブルガリアン・スクワット》を行います。
どちらも下半身強化にオススメの種目です!
しかし、私としてはキングオブエクササイズであるバーベル・スクワットで得られる効果は捨てがたい!
そこでSSBの登場!
肩の痛みの改善や可動域改善(動きをよくする)と並行してSSBスクワットを行い、最終的にこれらに改善がみられてくればバーベル・スクワットへの移行もスムーズに行えます!
そのため、SSBスクワットは、バーベルスクワットへのステップアップの位置づけにもなります。
当然、バーベル・スクワットの補助種目としてSSBスクワットを行うのもバッチリ!
また、SSBでブルガリアン・スクワットを行うのもいいでしょう!
バーベルよりも行いやすいです。
SSBスクワットの注意点
基本的な方法はバーベル・スクワットと同じですが、一点だけ注意点があります。
それはバーベルの担ぎ方です。
SSBは下図のように両手を離してもバーベルのように肩から落ちることはありません。
そのため、方法を知らないと下図のようにバーベルを握っている手がジェットコースターの安全バーを握るように、下方向に力を入れている場合があります。
しかし、このような担ぎ方をすると首への負担が上がり、首を痛めるリスクを高めます。
そこでポイントになるのが、バーベルを握っている手は上方向に力を入れて支えることです。
一つの目安としては『クッションの向きを床と平行に近づける』ことです。
(※近づける=上に挙げ過ぎるのも危険なので、あくまで平行を意識することがポイントです)
こうすることで、バーベルの重さを首に一点集中することなく、背中・肩へと重さを分散することが出来ます。
以上がSSBスクワットの注意点です!
当ジムのお客様もSSBスクワットは「肩が痛くない!」「身体が硬くても出来る」と大変ご高評をいただいております♪
さて、ここからは最近あった私的一大ニュースをシェアしたいと思います。
先日、パワーリフティング大会のベンチプレス・ルールの大幅な変更がありました!
主な変更点は2点で、おおまかに説明すると
①バーベルを降ろしきったときに、肩と肘が水平に位置するか、肩より肘が下にくる(詳細はYoutubeなどに出ています)。
②フォームを組むときにベンチ台に足を乗せてはいけない。
このルール適用は来年の1月からだそうです。
現ルールの場合、アーチを高く作れる方には比較的優位なルールでしたが、今回のルール変更で来年以降の記録はかなり下方変動が出てくるのではと予想されます。
幸い、私は身体が硬いのでこのルール変更の影響はまったくありません(^o^)笑
パワーリフティングの大会に出ているまたは出ようと考えている方だけではなく、ボディメイク目的でベンチプレスをされている方にとっても、今回のルール変更に基づいた方法でベンチプレスを行った方が筋肉の仕事量は増えるのでオススメです。
最後にはなりますが
日ごろからお客様にはたくさんお心遣いの数々をいただき
誠にありがとうございます。
この場をお借りして、重ね重ね御礼申し上げます。
投稿者プロフィール
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理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。
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