有酸素運動より筋トレがダイエットに向いている理由
ご覧いただきありがとうございます!
久しぶりの3連休で
身体はスッキリ、リフレッシュしました(^^)
そうはいってもトレーニングを休むわけにはいかないので
帰ってきたらジムでトレーニング(^^)
さて!
今日は
「有酸素運動より筋トレがダイエットに向いている理由」
についてお話していこうと思います!
《目次》
有酸素運動より筋トレがダイエットに向いている主な理由
①エンジン(燃費)と排気量の違い
★有酸素運動を積極的に行った場合、燃費の良い身体(エンジン)になります。
⇨遅筋が増える:遅筋は省エネで効率よく長時間、力を発揮する時に必要な筋肉です。
★筋トレ(無酸素運動)を積極的に行った場合、燃費の悪い身体(エンジン)になります。
⇨速筋が増える:速筋は強い力(爆発的な力)を発揮する時に必要な筋肉です。
速筋は筋肥大しやすいので、基礎代謝(排気量)が上がります。
遅筋は省エネで長い時間動くことが重要なので
遅筋を積極的に増やすと身体が省エネになり結果、代謝が下がります。
燃費が悪いという表現をしましたが
言い換えれば「燃費が悪い=基礎代謝が高い」ということです。
ちなみに、遅筋が多い生き物ですとマグロ、速筋が多い生き物ですとエビやヒラメです。
生き物の動きの特徴を考えると筋肉の特性が見えてきますね(^^)
②積極的な有酸素運動は、筋肥大を促すホルモン(テストステロン)の量を減らし、筋分解を促進するホルモン(コルチゾール)の量を増やしてしまう。
③筋トレで「UCP」が増え、有酸素運動で「UCP」が減る
UCP(ミトコンドリア脱共役タンパク質)は、体内で熱を発生させるタンパク質です。
(これから寒くなってきますが、このUCPが大活躍しますね♪)
筋トレをして速筋を増やすと、この「UCP」の量が増えることがわかっており
逆に積極的な有酸素運動は、この「UCP」が減ることがわかっています。
UCPが減ると、体内で効率よく熱が発生できなくなり、体温が下がります。
つまり、体温の低下は、基礎代謝の低下の指標になるということです。
ここでクイズです。
Q.遅筋の多い人と、速筋が多い人が運動をやめた場合、太りやすいのはどちらでしょうか?
正解は、遅筋が多い人です。
有酸素運動を取り入れるなら~抑えておくべきポイント~
★その1
⇨有酸素運動は空腹時に行う(有酸素運動は1日30分前後にとどめる)
空腹時の有酸素運動は脂肪を優先的にエネルギーとして使いやすいため。
注意としては、決して息が荒れる程の有酸素運動はしない。
※空腹時にそういった運動をした場合は、筋分解を促進してしまいます。
★その2
⇨有酸素運動のほうが「運動中の消費エネルギーは多い」
“運動中”の消費エネルギーだけに焦点をあてた場合、痩せる運動は筋トレよりも有酸素運動です。
また、体重を落とすだけが目的ならば食事制限だけで十分です。
ではなぜ、筋トレをするべきなのでしょうか?
ダイエットで多くの方が望むのは「リバウンドしづらい身体」だと思います。
筋トレで速筋(UCP)を増やし、基礎代謝を上げ、食事管理を併せて行うことで
「リバウンドしづらい身体」と目的・目標にあった身体作りができるということを是非抑えておいてください!!
投稿者プロフィール
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理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。
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