30分「〇〇〇」して消費するカロリー|そこからわかること|

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今回のテーマ

『30分「〇〇〇」して消費するカロリー|そこからわかること|』

 

年末年始はクリスマス、正月などで色々な物を沢山食べたと思いますが

その短期間の食生活が尾を引いて、今も中々戻せず体重が増えた、落ちない方はいませんか?

 

それを打開しようと多くの方は散歩や筋トレなどの運動を始めると思いますが

実際のところ、それがどれくらいの消費カロリーとなっているのでしょうか?

テーマとしては簡単な内容ではありますが、そこからわかることは奥が深そうです・・。

 

体重60kgの人が30分「〇〇〇」して消費するカロリー

散歩

まずは一番ベーシックな運動である「散歩」

★散歩(53m/分未満):約63キロカロリー

★散歩(93m/分):約135キロカロリー

ゆっくりペースから普通のペースで30分散歩するとご飯茶碗半分以下の消費カロリーです。

 

階段昇降

場所はかなり限られてきますが「階段昇降」は散歩に比べると消費カロリーだけではなく

下半身の筋肉にもかなりの負荷がかかるので、ご飯一杯分以上の消費が見込めます。

★階段(上り):[遅]約126キロカロリー/[速]約277キロカロリー

★階段(下り):約110キロカロリー

 

サイクリング

次にサイクリングに関しては、漕ぐペースにもよりますが

ゆっくりペースですと、散歩より消費カロリーは下回ります。

★サイクリング(8.9km/時):約110キロカロリー

 

縄跳び

筋肉への負荷、消費カロリーなど「階段昇降」は群を抜いて高いですが

場所が限定されるという面を考慮すると、「縄跳び」は次いでオススメです。

★縄跳び(100回未満のペース/分):約277キロカロリー(5分:約46キロカロリー)

 

筋トレ

さて大本命の「筋トレ」はどうでしょうか。

★”きつい“ウェイト・トレーニング:約189キロカロリー

きつい筋トレを30分しても意外とこの程度です。

 

まとめ

運動「中」に消費されるカロリーは

筋トレのような無酸素運動より

ジョギングや縄跳びなどの有酸素運動の方が高いです。

 

しかし筋トレにも当然、有酸素運動より秀でた効果があります。

それは筋肉を増やすことで、筋トレを「していない時」の消費カロリーが上がることや

筋トレ直後から消費カロリーが数十時間増える効果など

有酸素運動と比べて無酸素運動(筋トレ)は

運動「中」よりも運動を「していない時」に

消費カロリーを上げるのに役立ちます。

 

おわりに

ただ、どちらにせよ30分必死に運動しても消費できるカロリーに大きな差はありません。

ご飯茶碗一杯(150g)食べたらあっという間に0になるどころかプラスです。

 

ですが、これは1日だけで考えた場合です。

体脂肪1kg減らすには約7200キロカロリー消費する必要があります。

《7200キロカロリー÷30日=240キロカロリー》

つまり1日あたり、運動で240キロカロリー分の消費

または、食事量を240キロカロリー分減らせば

理論上、1ヵ月で1kg落とすことは可能です。

先程は各種運動の30分で消費されるカロリーは”この程度”と表現しましたが

1ヵ月単位で考えれば運動単体で考えても月に1~2kg分の減量は容易です。

 

ただ、それ以上に「食事」という行為は

容易にカロリーをとることも減らすこともできるので

基本的には食事を適切に管理したほうが「ダイエット」においては

効率が良いと考えられます。

 

『30分「〇〇〇」して消費するカロリーからわかること』

という単純なテーマから、かなり掘り下げた話になりましたが

何にせよ

「有酸素運動だけ」

「無酸素運動(筋トレ)だけ」

など、運動単体で消費できるカロリーはわずかな物なので

適切な食事量と組み合わせて、かつ継続的に行えば

結果的にとんでもない消費カロリーを生み出すことができます。

逆もしかりで食事制限だけでダイエットを行うと、食事制限の「制限」が増えるので

運動と組み合わせて行えば「継続」と「結果」に繋がります。

投稿者プロフィール

Yutaro Masuda
Yutaro Masuda理学療法士
理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。