水と食欲の関係

体重が増えてしまう原因の1つに、食欲のコントロールが難しいことがあります。

そこで今回は「ついつい食べ過ぎてしまう」行為を防ぎ、どなたでもすぐ生活に取り入れやすい方法を1つご紹介させていただきます。

 

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水を飲んで食欲を抑える

早速結論ですが、沢山水を飲むだけで食欲がある程度抑えられると言われています。

その理由は大まかに2つあります。

 

1.胃が膨らむことで満腹感を得やすい

“食べて”「食欲を抑える」テクニック』でお話をしましたが、胃が膨らむことで食欲促進ホルモン(グレリン)が抑制されるため、満腹感が得られやすくなります。

 

2.報酬系の食欲が抑制される

快感によって、その行動が強化されていく仕組みである「報酬系」

それが、水を飲むことで抑制され食欲が落ち着くと言われています。

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以上、この2点の理由により、水を飲むことで食欲が抑制(満腹感の軽減)されやすくなり食事量が低下することが報告されています。

※ある研究では”冷たい水”を飲むことで更に食事量の低下が得られたという報告もあります。

飲むタイミングと量

【水を飲むタイミング】

→食事前(直前~30分前)

若年者は食事直前、高齢者は食事30分前から水を飲むと食欲低下の効果が得られたようです。

【飲む量】

→約500ml

 

水の飲み過ぎと胃液の関係

Q.一度に水を多量に飲むことで、胃液の働きが弱まることはないのか?

A.上記の方法については不明です。

 

「水を一度に沢山飲むと胃液が薄まって消化能力が下がるのでは」と言われています。

ある研究ではコップ1杯(約200ml)の水では胃酸への影響は何もないとの報告があります。

しかし、今回紹介している水の量は、一度に500mlも飲むため、何かしらの影響はあるのではと”筆者は”感じます。

また内臓の働きも個人差があり、どのように影響があるかは不明です。

ですが、ある研究では水と胃酸中和剤を飲んで胃酸の濃度は下がったが、約3分後には元の状態に戻ったとの報告もあります。

結論として、筆者の考えとしては「胃の働きが弱い」と感じている方は、水を飲んでから最低でも3分以上は時間をおいてから食べ始めることをオススメします。

投稿者プロフィール

Yosuke Honjo
Yosuke Honjo理学療法士
RE-ALL FITNESSの栄養コンシェルジュ兼トレーナー
理学療法士であり『栄養学』に取り憑かれた男。もとは体重49kgのガリガリ。体重を増やすため過食。食道ヘルニアとなり挫折。そこから栄養の道へ進む。現在は10kg以上の増量に成功し、パワーリフティング選手として大会へ出場している。