本当に必要なトレーニンググッズ3選~第3位~
ご覧いただきありがとうございます!
ジムで使用するトレーニンググッズは様々ありますが
揃えるべきグッズの優先順位をご存じでしょうか?
「あれこれ買ったけど結局使う頻度が少なかった・・・」
「トレーニンググッズを揃えたいけど何を買えばいいのかわからない・・・」
など、そういった失敗やお悩みの解決の一つになればと思い
今回は、トレーニングの専門家がオススメする本当に必要なトレーニンググッズ3選をランキング形式で発表します!
注※ボディメイクや健康のためにトレーニングをしている方に向けたランキングです。
第3位「パワーグリップ/リスト ストラップ」
(上)パワーグリップ
(下)リスト ストラップ
これ1つで相当なメニューをサポートしてくれるグッズが「パワーグリップとリスト ストラップ」
これは主に
【懸垂・デッドリフト・マシンなどの引く動作を行う種目】【ダンベルで行う種目(サイドレイズ/ダンベルプレス)】など
握力を必要とする種目で大活躍するグッズです。
パワーグリップ/リスト ストラップと比較される「リストラップ」の必要性
所持率が高いのはどちらかというと「リスト ラップ」ではないでしょうか?
「リスト ラップ」は押す種目(ベンチプレス、ショルダープレスなど)やスクワットを行う時に役立つグッズです。
高重量で行う方にとっては重要なグッズではありますが
初心者~中級者くらいの方でしたら使用する重量から考えてもリスト ラップの恩恵はあまり感じられないため優先順位はそれ程高くありません。
しかし握力に関しては、例えば懸垂で限界まで追い込みたくても先に握力が力尽きて終わってしまうなんてことがあります。
そのため、優先順位ではパワーグリップやリスト ストラップの方が高くなります。
ですが、当然このグッズにもメリットとデメリットがあります。
また、パワーグリップもリスト ストラップも握力を補助してくれるグッズに変わりはありませんが形状に大きな違いがあり、使用感もまったく違います。
パワーグリップのメリット
まずはメリットを紹介します。
メリット1:使用方法が簡単
ご覧の通り、必要な動作はたったこれだけです!
革の部分をバーベルに巻き付けて握るだけなのですぐにトレーニングができます。
メリット2:握力を強力に補助してくれる!
パワーグリップのグリップ力は強力です。
最悪、指が一本でもひっかかっていれば摩擦抵抗でバーが滑り落ちることが殆どありません。
※危険なので真似はしないでください!
メリット3:トレーニングをすぐに始められる(デッドリフトでは特に重要です!)
【例:デッドリフト】
▶パワーグリップの場合
「よしやるぞ!」➡ベルトを締める➡装着が簡単なため5秒前後で開始できる
▶リスト ストラップの場合
「よしやるぞ!」➡ベルトを締める➡ストラップを巻く(10秒~20秒)➡始める前にベルトが苦しくて体力の消耗&集中力を切らすことも(体験談)
パワーグリップは左右同時に巻くことが可能ですが、リスト ストラップは左右交互に丁寧に巻く必要があります。
(丁寧に巻かないと持ちづらく、グリップ力も低下します)
パワーグリップのデメリット
お次はパワーグリップのデメリットです。
デメリット1:握力が鍛えられない
握力を必要としないウェイトトレーニングメニューは殆どありません。
しかし、パワーグリップは強力に握力を補助してくれるため、必要な握力が強化されません。
そのため頼りすぎるのも×
トレーニングの最初は元気ですから、パワーグリップは極力使用しないで、疲れが溜まってきた時やメインセットのみ使用するのがベストです。
デメリット2:手首が蒸れる
使用するのは簡単ですが着脱が面倒なので、基本的に身につけたままでいることが多く、蒸れます(笑
またリスト ストラップと比べて洗うのも面倒で、すぐに乾かないのが難点です。
デメリット3:高価
リスト ストラップと比べて高価な品が多いのがパワーグリップです。
リスト ストラップは1000円から高くても2500円ぐらいですが、パワーグリップは2500円~8000円くらいまで値段の幅があります。
特別こだわりがないのであれば安いのを選んでください。
大きな差は耐荷重くらいですが厳密に記載されている物は少ないです。
また、使用用途を考えても簡単に壊れるものに出会う方が稀なので安くても問題ありません。
リスト ストラップのメリット
次はリスト ストラップの紹介です。
メリット1:安価で頑丈
安価で、構造が単純なためとっても頑丈です。
ちなみに私が使用しているものですと、かれこれ5年以上は使用していますが、まだまだ現役です。
パワーグリップの場合、持ち手の劣化よりもマジックテープが先に弱くなって外れる可能性があります。
メリット2:パワーグリップに比べて握力が必要
素手に比べたら握力は鍛えられませんが、パワーグリップほどグリップ力はないのでデッドリフトなどの高重量トレーニングを行うと前腕への疲労感は結構出ますよ!
メリット3:着脱が容易
輪っかに手首を通して引っ張るだけ
パワーグリップと比べて着脱が容易なので身につけたままでも、都度着脱しても煩わしさは殆どありません。
リスト ストラップのデメリット
最後にリスト ストラップのデメリットです。
デメリット1:巻くのに時間がかかる
パワーグリップのメリットであげた内容と同様です。
加えて懸垂などの腕を上げた姿勢で巻く際もパワーグリップはすぐにできますが、リスト ストラップは慣れないと難しいです。
デメリット2:巻くにはコツがいる
(上)均一に巻けている
(下)均一に巻けていない
均一に綺麗に巻かないと、グリップ力は低下し、かさばって力が入らないばかりか、かさばった部分に圧が集中して皮膚が痛いです。
デメリット3:リバース(アンダー)グリップ/逆手が巻きづらい
オーバーグリップ/順手やパラレルグリップ/中間位は簡単に巻くことができますが
リバース(アンダー)グリップ/逆手をする場合、とっても巻きづらく、しっかり巻くのも難しいため、緩くなるケースが多いです。
パワーグリップでは楽々できます。
以上が本当に必要なトレーニンググッズ
第3位「パワーグリップとリスト ストラップ」の説明になります。
筆者はどちらを主に使用しているかというと「リスト ストラップ」です!
理由は上記に挙げたメリット・デメリットはありますが、頑丈で格好いいからというだけの理由です(笑
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。
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