脂肪の運び屋「カルニチン」の効果
ご覧いただきありがとうございます!
前回(「ケルセチン」の効果)に引き続き今回も脂肪にまつわるお話です( ・`ω・´)
脂肪の運び屋「カルニチン」
脂肪をエネルギーとして使うには(脂肪を燃焼させるには)
大きく分けて3つのステップがあります。
この行程が上手くいくと脂肪が減ります。
※ここが最も重要です。
①も②も③も
どこか欠けると効率よく脂肪は減りません!!
「①体脂肪を分解」を促進する栄養素もありますが(コレウス・フォルスコリ等)、運動でも促進されます!
「③運ばれた脂肪を燃焼する(エネルギーとして利用)」は運動で促進されます!
「②分解した脂肪を運ぶ」に関して重要な働きをするのが
“カルニチン“です。
カルニチンは体内でも合成されますが20歳代をピークに、どんどん生産量は減少するため
食事やサプリメントで摂取する必要があります。
カルニチンを多く含む食材
●羊肉/牛肉
[100g当たりのカルニチン含有量]
・羊肉(ラム):約80mg
・羊肉(マトン):約200mg
・牛肉(ヒレ):約60mg
カルニチンの摂取量
●毎日1~2gを目安に摂取
※現実的な問題として上記の摂取量を食事で摂るのは難しいです。
またサプリメントで摂取するにしても決して安価ではないので
カルニチンの摂取を考えている方は期間を設けて(減量時のみ)使用するのが良いと考えます!
摂取のタイミング
●運動の30分〜1時間前がベスト
投稿者プロフィール

- 理学療法士
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RE-ALL FITNESSの栄養コンシェルジュ兼トレーナー
理学療法士であり『栄養学』に取り憑かれた男。もとは体重49kgのガリガリ。体重を増やすため過食。食道ヘルニアとなり挫折。そこから栄養の道へ進む。現在は10kg以上の増量に成功し、パワーリフティング選手として大会へ出場している。
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