『懸垂』をすすめる理由

一度の動きで沢山の関節を動かし、沢山の筋肉が働くスクワットやデッドリフトは

限られた日数、時間の中で行う場合はマストと言ってもいいほど重要ですが

その他にもオススメなのが懸垂です!!

 

ラットプルダウンといって、ケーブルを使って似たような動作を行えるマシンがありますが

それよりも懸垂の方がマシンのように身体が固定されていない

マシンと違って常に身体に負荷がかかった状態なので

多くの筋肉が働き、負荷も抜けないので、とってもオススメです(^_^)

 

当ジムの不人気トレーニングランキングの1,2位を争うほど

お客様の多くは懸垂がキツくて嫌がります(^_^)笑

それだけ身体に効くんですね~♪♪

よく頑張りましたー(^O^)v

 

そもそも懸垂ができないからやらないといった方はとても多いと思いますが

これは勿体ないです!!

上級者向けと思われがちですが正しく環境設定を行えば

全てのレベルの方たちが行うことが可能です。

 

懸垂のレベルを下げる方法

例えば上記の写真のように前にバーベルを置いて、そこに脚をのせて行うと

まったく出来ない人でも比較的できます。

 

ジムではパワーラックは人気の場所なので、これが出来ない時は

懸垂台で

ジャンプをしてバーの上まであがって、ゆっくり降りて

ジャンプをしてバーの上まであがって、ゆっくり降りて…

を繰り返すだけでも十分です。

身体を持ち上げられなくても、あげきった所からゆっくり降りることはできると思います。

 

懸垂の注意点

懸垂の注意点としてはいくつかありますが特に重要なのは

肩をしっかり下げきることです!

上にあがった時に肩がすぼまったままで終わる方がとても多いです。

この場合は腕や首周りの筋肉(僧帽筋)ばかりが働いて、肝心の背中の筋肉に刺激が入っていません。

肩をしっかり下げる」重要です_φ(・_・

 

懸垂をすすめる理由

オススメのトレーニングである所以はこれだけではなく

現代社会において携帯を見る、パソコンを見る、長時間座った姿勢でいる方はとても増えています。

このような姿勢でいる方はとても多いですよね。

上記の画像のように顎を突き出し、背中を丸め、肩を前にすぼめた姿勢を日々とっていると

胸の筋肉(大胸筋)が縮んだ状態、背中の筋肉は日々伸ばされた状態になるので

胸の筋肉がかたくなり(胸が開かなくなる)、背中の筋肉は伸びて弱くなり、そこに加齢が加わると骨・軟骨の変形が加わり、

 

円背(猫背)姿勢や

肩が上がらなくなる(五十肩)

などの障害を負うリスクがグンと上がります!!

 

そういったことを予防できるのも懸垂なので筋トレ目的だけではなく

身体のバランスを整える意味でも有能なトレーニングなので是非行ってください!!

 

本日も皆様

トレーニングお疲れ様でしたー(^O^)!!

投稿者プロフィール

Yutaro Masuda
Yutaro Masuda理学療法士
理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。