ロケットスタート年男

1月がもうすぐ終わろうとしていますが、遅ればせながらあけましておめでとうございます。

 

早速、お知らせです。

ご予約・お問い合わせ“のページにてお知らせしていますが現在(2023年1月20日時点)、月会費プラン(週2)の募集は一時中断、月会費プラン(週1)と回数券プランは若干名募集しております。変更等ありましたら、”ご予約・お問い合わせ“のページにてお知らせ致します。詳細についてはお問い合わせいただけますと幸いです。よろしくお願い致します。

 

また、昨年からある計画を進行中です!

まだ詳細はお話できませんが、2023年中には開始予定!?です(^^)

そのためブログやInstagramの投稿頻度が落ちていますが、毎日元気に営業しています(^^)

年始からロケットスタート年男です→

さて、そんな私も実は昨年、長年の付き合いである肩の怪我(腱板断裂)が10~11月頃に最高潮に酷くなり、ベンチプレスでバーベル(20kg)すら扱えず、腕も挙がらず、横向きで寝るのも出来ない状況に(泣)

24時間、肩の痛みが続いて日常やトレーニングの精神的ストレスがマックスでした(-_-;)

12月あたまには本気で手術を考えていましたが、理学療法士の意地とプライドもあり、肩の解剖と動きをイメージしながら棒切を持ってほぼ毎日ベンチプレスを行っていました。

筋トレ人生でおそらく最もベンチプレスをしていた期間だったかもしれません。

 

「痛い!・・・痛くない!・・・やっぱ痛い!・・・あ、これ痛くない。なんで痛くない?」

 

何度も何度も繰り返し・・・やっと完成しましたよ。

 

無痛ベンチプレスが!!!!

まだまだベストには程遠い状態ですが、棒切から120kgでセットを組めるまで殆ど痛みなくベンチプレスを出来る所まで戻りました!

年内150kgあるかも!?と、調子ぶっこき太郎です。

 

調子はだいぶ良いですが、少しでも方法を間違えたら激痛。

ここで大事なことは、腱板断裂は断裂の度合いや状態にもよりますが、一度切れたら自然にくっつく(治る)ことはありません。

つまり手術をしなければ治りません。なので私の肩は手術をしなければ一生治りません。

毎回、電撃イライラ棒のように痛みがでない(でにくい)軌道と方法を行うことでベンチプレスが出来ています。

 

腱板断裂をした場合、手術ができる環境や状況にいる方は手術することをすすめます(手術した後にリハビリを一生懸命しない、する気がない方は手術することをすすめません)。

 

「痛みが出る前は◯◯◯kgを持てたから」

「◯◯◯kgを挙げた時は、このフォームだったから」

といって、過去の記録や過去のフォームの亡霊に取り憑かれて、重さにこだわったり、フォームを見直さない場合、間違いなく良い方向にいきません。

また、痛みがあるからといって、やらない選択肢ばかりとっていても、痛みは落ち着くかもしれませんが「痛みがなぜ出たのか」という根本は改善しません。

むしろ、私は痛みの度合いにもよりますが、痛みのあるうちからベンチプレスを行うことで、肩の痛みがセンサーとなり、肩の負担が少ない軌道や方法を見つけることが出来ると考えます。

その時のポイントとしては、力が出るフォームを追いかけず、痛みが出ないフォームを優先することです。

たとえ、力が出ないフォームでも、痛みが出ないフォームを優先してください。

 

そして、絶対に安易に重量を上げないこと。

「怪我の前は100kを挙げられたから」といって、重量を下げずに無理して行っても絶対に良い方向にいきません。

棒切でもバーベルでも、とにかく痛みなく持てる一番軽い重量で何十回、何百回と練習をして、痛みがなかったら最小単位で増やしていきましょう。

方法としては

①一番軽い重量からスタート→②痛みが出ない→③数キロ単位で増やす→③痛みが出ない→④数キロ単位で増やす→⑤痛みが出た→⑥元に戻す→⑦集中力が切れたり、ちょっとでも痛みが出てきそう(出てきたら)と思ったら終了

を繰り返して、徐々に痛みの出ない重量を伸ばしていきましょう。

 

当然、100kg挙げていた人にとっては棒切やバーベルは軽い重量なので疲労は殆ど出ません。なので、出来ることなら毎日上記のことを行って痛みがある間に、痛みの出ないフォームを習得することを勧めます。

 

まとめますと

  • 昔のフォームは忘れる。痛みの出ないフォームを優先。
  • 最も軽い重量からスタート。安易に重量を増やさない。

 

ベンチプレスの話にいつの間にか変わってしまいましたが、これを新年のご挨拶とさせていただきます(^o^)笑

 

それでは本年もRE-ALL FITNESSをよろしくお願い致します!

投稿者プロフィール

Yutaro Masuda
Yutaro Masuda理学療法士
理学療法士として幾多の臨床経験を経て2020年に『RE-ALL FITNESS』を設立。
もともとは体重100kgオーバーの大食漢。腕立ても腹筋も出来ない男がアメリカンフットボールに出会ったことをきっかけにトレーニングを始める。やめてからはパワーリフティングに転向し、トレーニングに明け暮れる2児の父親。